小笠原の歴史に関する講演会 開催のご案内
おかん研主催、東京都立大学小笠原研究委員会の共催で開催します。
今回は和光大学の岩本 陽児 教授が
小笠原の歴史に関するお話をしてくださいます。
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● 日時:2024年11月7日(木)19:00〜20:30
会場:母島村民会館2階会議室
★講演「幕末・明治初期の小笠原からみえる国際関係」
岩本 陽児さん(和光大学・教授/東京都立大学・客員研究員)
● 概要
「幕末・明治の日本は、欧米列強による植民地化の危機にさらされていました。明治維新のすぐれた指導者がそれを防ぎました」との言説を、どこかで耳にした人は多いと思います。1861年のロシア軍艦による「対馬占領事件」がその証拠とされることもあります。いっぽう、その翌年に外国奉行水野筑後守とそのスタッフは咸臨丸で小笠原に来航。島民と国際社会に小笠原の日本帰属を認めさせ、これは明治8(1875)年の新政府による「小笠原再回収」で確定して今日に至ります。小笠原の帰属をめぐる動きから、小笠原研究からみえてくる国際関係を考察します。
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